私が社会人になって15年ほどたちますが、その間ITや印刷技術の進歩によって名刺のあり方は劇的に変化してきたように感じます。
15年前は、唯一お客様に手渡しできる自分自身の個人情報、自己主張だったと思います。
当時新卒で、布団の訪問販売をしていたのですが、布団のチラシとともに自分の名刺をお渡しして、それを基に電話がかかってくるととてもうれしかったものです。
また、名刺交換して多くの方のものが自分のファイルにたまっていくことで、自分が社会人として成長しているようにも感じていたものです。
今現在、IT技術が目覚ましく進歩してさまざまな機能を果たすようになったと感じます。
今持っているものにはQRコードがついていて、お渡しするだけで、会社情報や自社HPに記載されている商品情報などお届けすることができます。
また、名刺交換でいただいたものは、すぐさまスマホで写真をとって管理ソフトで管理して、必要なときにパソコンからでもスマホからでも使用できるようになっています。
ただ、いただいたものをファイルに入れることだけは15年前と変わらず続いています。
捨ててしまうという声も聞きますが、ちょっとそれはできないですね。
大事にする気持ちは変わらないようです。
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